CRAFT BEER MAP JAPAN
ビアスタイル講座
<ポイント>
・ビールの種類は多種多様です。まずはこれだけ覚えましょう
・ここでは専門用語を使わないで簡単に説明しています
・初心者の多いビアパブでは分かりやすく説明しましょう
クラフトビールとは?
・ビールはスタイル(種類)によって様々な味があります。
・ビールの色も黄金色からアンバー、ブラックと幅が広く色も違えば、
もちろん味も全く違うものなのです。
ビールの色はモルト(麦)を焦がすことによって真っ黒まであります。
基本のモルトとどうブレンドするかで決まります。
・原料も制限が無く何を入れてもいいので様々な味のビールができます。
・酵母、モルト(麦)、ホップの違いによって味も様々です。
・クラフトビールのほとんどは酵母を濾過していません。
ビールを造る際に出来る炭酸だけなのでお腹が膨れない。
・様々な味を味わえるお酒はクラフトビールだけ!!
・手軽に楽しめるのがビールの最大の魅力!
<貴方が気に入るビールが必ずあります>
◆初めての方でも分かりやすく簡単に説明しています。
とりあえずこれだけ覚えれば大丈夫?
<ビアスタイル>(ビールの種類)
●ピルスナー
色はきれいな黄金色
すっきりして苦味もあり飲みやすい。香りもあります。
大手ビールとの違いは風味と味があり炭酸がきつ過ぎない。
●ケルシュ
色は黄金色
ドイツのケルン地方で生まれたビール。
すっきり、さわやか、細長いグラスで軽やかにスイスイ飲む。
●ゴールデンエール
色はペールエールより明るめ。
ペールエールより苦みは少なく軽やかでライト。
●ペールエール
色は少し濃い目、基本、苦味いビール。
アメリカンタイプは苦みがはっきり感じられます。
イギリスタイプはまろかで苦みは弱い。
●アンバーエール
色はアンバー色(褐色)
ペールエールより色は濃い目でモルトの味とコクがあります。
ブルワリーによってまろやかなものから苦みが強いものまで幅が広い。
●IPA(アイピーエー)
色はペールエールより濃い目
イギリスから植民地だったインドに運ぶために防腐剤代わりにホップを
大量に入れて造ったビール。とにかく基本、苦いビール。
アルコール度数も若干高めのものが多い。
※ダブルIPA
アルコール度数が高い。
苦みよりアルコール感が強く感じられる。
●セッションIPA
IPAよりアルコール度数も低く、苦みを抑えて軽やかな飲み口。
ペールエールとIPAの中間。
●ヴァイツェン
色は白く濁っている
小麦を50%以上加えて、ヴァイツェン酵母を使用することによって
バナナのようなフルーティーな味が特徴。
※クリスタルヴァイツェン
酵母を濾過してすっきりさせたヴァイツェン。
バナナ感は少ない。
●ヴァイツェンボック
色は茶色から焦げ茶色のように濃い目
フルーティーでとろりとした味わい、ヴァイツェンを濃厚にした。
アルコール度数も高めにして冬に造られるビール。
●デュンケル
色は濃い目
まろやかさがありハーフ&ハーフのように飲みやすい。
●ボック
色は濃い。ブラックまではない
ボックは強いの意味。モルトの甘みが強く、アルコール度数も高めでコクがある。
●ラオホ
色は黒までは無くくすんだよう
モルトを燻製にしてブレンドしているので燻製を食べているよう?
苦味はあまりない。
<黒ビール>
●シュバルツ
色はダーク。ドイツ語で黒の意味。
モルトをローストいるのでこおばしい香りがする。すっきりした飲み口のものが多い。
●ポーター
色は濃いブラック
一説には古くなったビールと若いビールをブレンドしたビールが港湾労働者に流行ったので ポーターと呼ばれるようになった。
コクがありアルコール度数も若干高め、苦味はメーカーによって違う。
●スタウト
色は濃いブラック
ポーターを改良して造られた。真っ黒なビール。ギネス・スタウトが代表的。